Diverse developer blog

株式会社Diverse(ダイバース) 開発者ブログです。

Matching Dev Meetup #4 でコーディング以外のエンジニアリングについてお話しました

どうもこんにちは、暑くて食欲が減退しているのに体重は落ちない @imaizume です。

暑さのせいでついつい進むビールが原因ですね(笑)

 

さて先月17日に、株式会社イグニスさんにて "Matching Dev Meetup #4" が開催されました。

matching-dev-group.connpass.com

Matching Dev Meetupは、マッチングサービスを運営する企業が主催する開発者向けの勉強会です。

過去の回でも弊社の社員が発表をしています。

diverse-tech.hateblo.jp

note.mu

 

4回目となる今回のテーマはズバリ「エンジニアリング全般」。

私は10分LTにて、入社時から2年半程携わっているPoiboyでのプロジェクトマネジメントにまつわるお話をさせていただきました。

speakerdeck.com

 

内容は、Poiboyで実際に取り組んできた新旧のプロジェクトマネジメント手法を比較しつつ「エンジニアリングとは何か」を改めて考えるといったものになっています。

この話をしたのは、普段Poiboyで仕事をする中で「そもそもエンジニアリングとは何だったっけ??」という疑問を抱いていたことがきっかけでした。

プログラミングを仕事にしていると、普段「エンジニアリング=プログラミング」という認識でいることもあるかと思います。

 

そんな折、発表中にも引用した「エンジニアリング組織論への招待」という本を読んだのですが、その中に「エンジニアリングとは『曖昧さを減らす行為』」であると書かれていました。

人は見えないものや知り得ないものに対しては対処ができないため、そうした曖昧な要因を減らすことで生産的にプロジェクトを進めることができるというのです。

 

詳細は同書を読んでいただきたいのですが、プログラミングも曖昧さを減らす行為の1つではあるものの、それ以外でも曖昧さを減らすことは可能ということになります。

今日開発手法の主流となっているスクラム開発で行うプランニングやKPTといった手法も、この「曖昧さを減らす」ことが一つの目的となっているわけです。

例えば1スプリント内にこなせる・こなした具体的なタスク量が見えるように可視化することや、タスクの優先度の決定基準を特定の人の中ではなく全員が認識できる外に置くことなどです。

 

そのためエンジニアリングは「エンジニアだけが行うこと」ではなく「誰でもできること」という認識を持つべきではないかと思いました。

また最終的な目的が曖昧さの削減であれば、それを達成するために行動することこそが真のエンジニアリングであるということをお話させていただきました。

 

参加者の方からも多くのフィードバックをいただきました。

 

他には、実際に取り組んでいる開発プロセスの改善活動やフレームワークなどの紹介、大規模なチーム構成におけるマネジメント・情報共有手法などについての発表がありました。

弊社でやったことがない手法も多く取り上げられていたので、今後のプロダクト開発に取り入れていきたいものがたくさんありました。

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株式会社イグニスさんのイベント会場

なお会場のイグニスさんですが、イベントスペースが大変きれいで司会進行もスムーズにされていたのが印象的でした。

またノベルティのステッカーが大変可愛らしかったです ‼️

 

今後マッチング業界を盛り上げていくため、Diverseはこれからも社内の取り組みを積極的に発信していきます!