Diverse developer blog

株式会社Diverse(ダイバース) 開発者ブログです。

TreasureData主催 PLAZMA 2019 KANDA にてLookerとの共同セッションに登壇しました


こんにちは、次の技術書典が近いのに前回買った本を全く読み進められていないiOSエンジニアの @imaizume です。

7月16日に神田明神ホールにて行われたPLAZMAに私と熊埜御堂の2名が登壇したので今回はそのご報告になります。

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PLAZMAはTreasureDataが主催するユーザー向けイベントで、Diverseでも以前より社内DBとしてTreasureDataを使用していました。

また今回のイベントはDiverseが昨年から導入しているBIツールであるLookerがスポンサーをしていたことから、合同セッションでの登壇機会をいただくこととなりました。

なおLookerの概要や導入経緯についてはwantedlyでも紹介していますので併せてご覧ください。

www.wantedly.com

セッションでははじめにLookerからの概要説明や導入実績等が紹介されました。

現在は日本でも20社以上が導入していて、その中でもDiverseは最初期の段階で導入しているという点もお話させていただきました。

その後Diverse側にバトンタッチし、Lookerの導入背景や抱えていた課題、導入の効果や利用時のノウハウなどを紹介しました。

(残念ながら当日のスライドについては現時点では非公開です)

 

Lookerを導入する以前は、ビジネスで必要なデータがある場合、都度エンジニアにSQL発行を依頼していたため、クエリーの属人化が進んでいました。

また可視化のためスプレッドシートで管理されているデータも多く、集計時のバグ修正や計算ロジックの管理ができないといった課題を抱えていました。

さらにビジネス側の要件で算出条件を変更する場合には、複雑なクエリを修正する手間がありました。

 

しかしLookerではクエリの条件をWeb UI上で入力することでLookMLにより自動的にSQLが発行されるため、クエリの属人性を下げることができます。

Spreadsheetに頼っていた可視化も、ダッシュボード機能を使うことで常に最新のデータを必要な形で見れるほか、普段見たい情報が集約されるため必要なシートを探す手間がなくなりました。

加えて、条件修正もLookMLでの定義追加やWeb UI上での設定変更で実現するためSQLの修正が不要となり、エンジニア以外のメンバーでもほしいデータを容易に取得することができるようになりました。

 

このようにデータの活用が難しかったDiverseが、Lookerによりデータドリブンな企業に近づいていることをお伝えしました。

当日はエンジニア以外にマーケティングや分析の担当者をはじめ様々な方が参加されており、登壇後の懇親会でも導入を検討してる企業の方から質問を受けるなど好評をいただくことができました。

 

DiverseでもまだLookerで見れないデータや扱える人が限定されているといった問題がありますが、こうした課題も今後徐々に解消していくため日々努力を続けています。

ぜひこうしたデータドリブンなサービス作りに興味がある方は、ぜひDiverseの社員までお声がけください。