Diverse developer blog

株式会社Diverse(ダイバース) 開発者ブログです。

Diverseが健全な開発を行える組織を目指すために

Diverseでかいはつ室の室長をしているnogです。

Diverse Advent Calenderの15日目です。

Diverseの開発全体として現在目指している方向性について書かせていただきます。

 

 

 

私は事業としてサービス運営を行っている会社に置いてエンジニアがやるべき開発というのは大きく3つに分かれると考えています。 

1.サービスのための開発(ユーザーに刺さるコンセプトや時代に求められている要素を伸ばすための開発)
2.サービスを事業として成長させていくための開発
3.サービスを持続的に運営していくための開発

3つです。

 

新規のサービス等に置いては12のどちらかへの比重をほぼ100%に置いての開発も非常に有効です。一定のステージに上がるまでそこへの比重を非常に大きくしなければ生き残ることは非常に難しいと思っています。

 

しかし一定期間以上の運用を行っていくサービスはこの3つのバランスを取って開発を行っていくことが非常に重要だと考えています。

 

これまでDiverseでこの3つのバランスを適切にとれていたかというと、正直なところそういう状態ではありませんでした。1もしくは2のどちらかへの比重を非常に高くし、残った2つに対してはほとんど力を割けない。といった状況が長く続いていました。

 

Diverseでは特にYYC,youbride,Poiboyという3つのサービスに力をいれて開発を行っていますが、

このうちYYC, youbrideに関しては累計運用年数が15年を超えるサービスになっています。

長期運用を行っているサービスにおいて3を軽視することの危険性はエンジニアの皆さんなら簡単に想像が出来ると思います。

 

Diverseにいる私の役割はこの1,2,3のバランスを取れる状態を作っていくことだと考えていて、特に3に対する割合を増やしていくことに関しては急務だと考えています。

そこで現在各事業部のエンジニアと協力して各事業部に対して横串で

・ビジネス側のメンバーへの技術的負債を軽減することの重要性の啓蒙や実際の改善作業のサポート

・上手くメンテナンスが出来ていない社内ソフトウェアの切り捨て

・クラウド移行のメリットや移行時にかかるコスト等をまとめ事業の計画に盛り込み、実際に移行作業を進める

・新規に利用する技術の検証や実験

・開発環境の構築

・監視環境の整備

等の少人数の開発チームの中で行いにくいけどやっていかなければいけないことを行なっています。
この結果サービスがより成長出来るような状態を作っていけると信じております。

 

技術的なハードルもなかなか高い仕事ではあるのですが、Diverseではこういった仕事に魅力を感じる!といったエンジニアの方を募集しています!

募集ポジション / 株式会社Diverse