Diverse developer blog

株式会社Diverse(ダイバース) 開発者ブログです。

AWS JumpStart 2023 設計編に参加して学んだこと

はじめに

こんにちは。 Diverse developer blogです。

2023年3月8日(水)〜9日(木)にオンラインで開催されたAWS JumpStart 2023設計編に参加してきたので、その体験レポートについて書いてみました。

AWS JumpStart とは

AWS JumpStartは新卒やAWS初学者のエンジニアを対象とした、AWSによる実践的な研修プログラムです。

この研修では一般的なリファレンスアーキテクチャAWSのコアサービスの概要その選定基準について理解することをゴールとして設定されていました。

期間は3月8〜9日の2日間で、1日目に講義やハンズオンなどの個人ワークがメインで、2日目には5,6人のグループになって与えられたプロダクトの要件にしたがってアーキテクチャを検討するというプログラムになっていて、参加者は総勢500名を超えていました。

参加時点の筆者のスキルレベル

  • Webコーディング(HTML, CSS) 5年以上
  • Reactを使ったアプリケーションの開発 1年以上2年未満

現時点の筆者のスキルレベルはざっくりと上記のようになっていて、業務ではフロントエンドがメインでインフラ部分は触る機会がなく個人開発では何も考えずにバックエンドはFirebase、ホスティングサービスはVercelに任せるなどしていて、深くその部分のアーキテクチャについて検討したことがありませんでした。

なので研修に対してついていけるか若干不安でしたが、事前に共有された動画があったおかげで問題なく理解することができました。

研修の流れ

1. 講義

講義では事前学習の内容に加えて、アーキテクチャを検討する上でのポイントやそれに応じたAWSのサービスについて話してくれました。

可用性や拡張性、コストの最適化などの検討項目について説明し、それを解決するAWSサービスについて紹介してくれていました。

2. ハンズオン

1である程度AWSやアーキテクチャ設計に関する知識を蓄えた状態で、実際にAWSコンソールを触ってToDoアプリの構築をしました。

AWSのコンソールを触る機会もあまりなかったので具体的にどうやって構築するのか?という部分がこの時間でできるようになりました。

3. クイズ

クイズでは「こんなプロジェクトがあった際にどのAWSサービスを利用するか」といった架空のプロジェクトを想定したアーキテクチャの選定に関する問題を出題して、Slackのリアクションやテキストで答えていくという流れで行いました。

事前学習や1の講義学んだことを理解しているか、また補足することで理解を深めることができました。

クイズの内容とは関係ありませんが、クイズの回答をSlackのリアクションで答えていくという流れでリアクションが数十秒で400件を超えるのをみてるのが個人的に楽しかったです。笑

4. アーキテクチャ課題

ECサイトの開発メンバーという設定で参加者5,6人くらいで1グループになりアーキテクチャを検討するといった内容でした。

ECサイトという要件に加えて以下の項目も考慮することが求められました。

  • 可用性
  • スケーラビリティ
  • パフォーマンス

検討は1日目の夕方から2日目の夕方くらいまで行い、最後にランダムで選ばれた3グループが発表しAWSの方からフィードバックをもらうというものでした。

わからないことがあれば都度質問ができる状態だったので自分の分からない点を説明してもらいながら、理解を深めることができました。

最終的に自分達のグループは以下のようなアーキテクチャ図になりました。

また、ある程度AWSを触っている方も参加者の中にはいたので発表やそのフィードバックも新しい気づきになりました。

参加してみて

AWS JumpStartに参加してみて、AWSまったく分からないという状態からちょっとわかる状態になりました。

また、実際にDiverseのプロダクトではどんなアーキテクチャが採用されているのかに興味が持てたので良い機会になりました!

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