Diverse developer blog

株式会社Diverse(ダイバース) 開発者ブログです。

Diverseが技術者コミュニティを支援する理由とは?

こんにちは!Diverse広報担当です!

突然ですが、先日DiverseのオフィスにDroidKaigi様から素敵な贈り物が届きました。ありがとうございます!!
f:id:diverse-tech:20210518155314j:plain
これをきっかけに、Diverseと技術者コミュニティの関係を探るため、エンジニア・菊池さんにインタビュー!
DroidKaigi様へ協賛を始めた背景、カンファレンス登壇、そして今後Diverseとして技術者コミュニティにどう関わっていきたいか?について教えていただきました。

“良いサイクル作り”に協力したい

ーースポンサードを始めたのはいつですか?
菊池:Diverseがmixi Groupだった2017年に始まりました。株式会社IBJ傘下に入ってからのDiverse単独での協賛は2019年が初めてです。
当社ではAndroidに関するオープンソースソフトウェア、プロダクトをたくさん使用しています。技術者コミュニティの働きによってサービス開発やメンテナンスがされているので、Diverseとしてもコミュニティに還元することで良いサイクル作りに協力したい、活性化させたいという思いがあり、スポンサードを始めました。
また、スポンサーとして参加することで、Androidコミュニティ内での認知を拡大するという狙いもありました。

ーー協賛を始めてからどんな影響がありましたか?
菊池:実際のカンファレンスを通じて、新しい知識に触れることができたり、技術者同士の接触が増えて新しいご縁に繋がっていったり…という良い効果がありました。
コミュニティはエンジニアにとってありがたい存在だと改めて感じます。

エンジニアとコミュニティの心地よい関係性

ーー菊池さんは登壇もされていらっしゃるんですね
菊池:はい、スポンサーとしての参加とは別にセッションに登壇させていただきました。以前から登壇したくてCfP(Call for Papers、審査用の概要)を提出していたのですが、なかなか採択されず…。2019年にやっと採択されて登壇しました。
▼当時のブログ
・2018年

developer.diverse-inc.com

・2019年

developer.diverse-inc.com


ーー狭き門ですね!2019年に登壇された時の思い出を教えてください
菊池:All About Test of Flutter」というタイトルでFlutterアプリ開発で必要になるであろう自動テストの始め方のお話しをしました。非常に緊張したのをよく覚えています。
2019年は私に加えて2名、Diverseから3名登壇しました!結果としてたくさんの方に当社を認知していただくことができて良かったです。
▼登壇時のブログ

developer.diverse-inc.com

ーー当時はハプニングもあったと聞いていますが…
菊池:そうなんです、実はノベルティの誤発注でバズったという苦い思い出もあります。USB-A → USB-Cコネクタを用意する予定だったのですが、USB-A → microUSBコネクタを発注してしまいまして…
もう誤発注はしたくないです…

▼当時のTwitter


ーーそれは震えますね…。
ではDroidKaigiに参加して良かったのはどんなところでしょうか?

菊池:大きく分けて2つあります。1つ目は運営の方が非常に良くしてくださるところですね。心理的安全性が高く、なんでも相談することができます。
2019年はスポンサーブースでpodcastの公開収録を行いました。難しい企画かなと思いつつ運営の方に相談したところ、「(周囲が)ざわざわするけどそれでも良ければ」とあっさり許可をいただきました。その流れで代表の日高さんに出演をお願いしたら、こちらも快く引き受けてくださって。なんでも気軽に受け入れてくれる環境に感謝しています。

もう1つは参加者同士で「顔見知り」を増やせる機会です。Androidエンジニアはそもそも人数が少ないので、出会えること自体が貴重です。
カンファレンスでは、いつも拝見しているブログの執筆者や、SNSを通じてなんとなく知っているけどお会いしたことない方々と実際にお話しできました。
「〇〇さんだ!!」とテンションが上がりましたね(笑)。

技術者コミュニティへの貢献と継承

ーー今後の技術者コミュニティへの関わり方について教えてください
菊池:引き続き技術者コミュニティへ貢献していきたいのですが、貢献するといっても様々な方法がありますよね。プロジェクトに寄附する、コミュニティの一員として活動する、場所を貸すなど。
その中でもDiverseは直接エンジニアのためになることに力を入れていきたいです。具体的にいうとオープンソースのプロダクトのイシューレポートやバグフィックスの提供、新しいオープンソース提供、などがそれにあたります。
また、Flutterコミュニティを拡大させることも考えていて、当社のエンジニアでもコミュニティに積極的に関わっているところです。Flutterのプラグインを開発したり、バグの報告をしたり、改善したりしています。

技術者コミュニティへの貢献は、エンジニア一人ひとりにとって意義のある活動です。Diverse内でも、ここまで培ってきたエンジニアの輪を広げる姿勢や取り組みを、チームメンバー全体に継承することを目指していきます。

――菊池さん、ありがとうございました!

◆Diverseの取り組みに共感いただいた方、エンジニアの働き方に興味がある方、ぜひ弊社の採用ページをご覧ください!

herp.careers